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2024.12.26

HOW TO CLEAN YOUR MATE.

大掃除で愛車もすっきり、ぴかぴかに。お家でできる自転車のセルフクリーニング方法をご紹介します。

HOW TO CLEAN YOUR MATE.

Content

メインフレーム

チェーン

タイヤ

プロのメンテナンス

メインフレーム

屋外を走る自転車は、日々さまざまな汚れや雨風にさらされます。さらに、車道に舞うホコリには自動車のタイヤの摩耗粒子や排気ガス、雨天では雨水の成分などが含まれ、これらが車体に密着することがあります。目立つ砂ぼこりや泥はねの跡だけでなく、フレームに艶がなくなったりくすんで見える場合は、ボディを拭いて光沢を取り戻しましょう。

柔らかいコットンクロスやマイクロファイバータオルを用意し、水で湿らせて優しく拭いた後、乾いた柔らかい布で仕上げます。タオルに細かな砂やホコリがたまった状態で使い続けると車体に傷がつく恐れがあるため、途中でクロスを洗い流したり取り替えたりしながら、強く擦らず、なでるように丁寧に行うのがポイントです。

軽くホコリやチリを落とす程度であれば、不織布などのハンディモップが役立ちます。時間がない時は、乾拭きをするだけでも見違えるかもしれません。

チェーン

汚れたままにしておくと走り心地に影響が出るチェーン部分は、揮発性の高いパーツクリーナーで汚れを落とす方法が最も手軽です。

布をチェーンに当てながらクリーナーを直接吹きかけるか、ウエスに染み込ませて軽く拭き取ります。この時、チェーンの下にウエスを挟みペダルを回すと作業がスムーズに。専用のチェーンクリーニングウエスを使うとさらに効率的になります。

しっかりと汚れを落としたい場合には、チェーンクリーナーを。チェーンの隙間まで丁寧な洗浄ができるうえ、仕上げに使うチェーンオイルの効果も高まり、一石二鳥です。

まずはクリーナーをチェーンやカセット部分に吹きかけてから、少し時間をおいてブラシで擦ります。そして水で洗い流す代わりに、フォーミングマルチクリーナーで汚れと共に残ったクリーナーも泡で浮かして取り除いていきます。泡が消えてきたら水分をしっかり拭き取り、最後にチェーンオイルを忘れずに塗布しましょう。

錆びを防ぐために欠かせないチェーンオイルは、吹きかけるだけで簡単にオイルを注す事ができるエアゾールタイプ、チェーンの一コマずつ丁寧に塗布できるリキッドタイプまでと多様で、用途や使い勝手に応じて選ぶことができます。

作業時にはメンテナンスシートや汚れてもいいマットなどを敷き、スプレータイプのクリーナーを使う場合は、壁から離れた場所での作業がおすすめです。

タイヤ

放置しがちでも、意外と気になるタイヤの溝や側面の汚れ。セルフクリーニングするなら、タイヤを外さずに気軽にできるブラッシングが効果的です。

乾いたブラシでタイヤの表面を擦ると、砂や泥汚れがぽろぽろ。ブラシを横になるように持ち、上から下へ一方向に擦るようにすると汚れが飛び散りにくくなります。

泥が乾燥して固まり落ちにくい場合は、ブラシを水で濡らし、必要に応じて水で薄めた中性洗剤を吹きかけてから擦るとさらに綺麗に。洗剤を水で流したらウエスで拭き取ります。

ドライブラッシングだけならば持ち手で手が汚れることもなく、日常的なお手入れにも簡単に取り入れられます。MATE.を室内で保管したい時など、サッと砂ぼこりを落とすのには十分かもしれません。

また、タイヤのクリーニングついでに空気圧のチェックをしておくと安心です。その他にも、しっかりお掃除したあとはタイヤワックスを使用すると新品のような質感に。滑りやすくなってしまうため地面とタイヤの接地面は避け、側面の艶出しとして使用します。

たまのクリーニングでもタイヤがぴかぴかになると気持ちがよいだけでなく、MATE.の類稀なるビジュアルがより輝いて見えるはずです。

プロのメンテナンス

快適な乗り心地と安全性をキープするには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。なかなか自転車のクリーニングにまで手が回らない場合は、プロにお任するのも一つ。加えてパーツの緩みやがたつきなどの不具合から、取り外しが必要な細かな部分までチェックしてもらえるという利点もあります。毎日の移動を助け、新しい景色を一緒に見てきた相棒をリフレッシュしてあげましょう。

 

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Text: Sara Um

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プロのメンテナンス

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