Eyes on Copenhagen (8)
金曜日の午後4時、頭と心はもう週末。デンマークの休日の過ごし方。
ゆったりサマーハウス
自然に囲まれた別荘のような小さなコテージ「サマーハウス」で、思い思いの時間を楽しみます。日常の慌ただしさから離れ、目覚めから眠りまで流れのままに。
森へ散歩に出かけたり、エルダーフラワーを摘んで自家製シロップを作ったり。ただただ自分が心地よいと思うことだけをして過ごすのが大切です。
水辺でリラックス
ショッピングセンターの屋外プールに、水上レストラン、港を回遊するボート。水辺とそこに集まる人々は、港町コペンハーゲンのありふれた光景です。
水遊びはコペンハーゲンの癒し。Papirøenは人気エリアの一つで、さわやかな風と日差しを求め、ウッドデッキには文字通り人があふれます。
気ままに街歩き
世界的に評価されるデンマーク家具やデザイン建築、パリやミラノといった”聖地”に並んで注目を集めるファッションの街で、感性を喜ばせるように散歩。
夏は音楽フェスティバル、冬にはクリスマスマーケットへと繰り出します。毎年のデザインイベント、3daysofdesignの期間中は街中に置かれたソファと椅子が憩いの場所。
コミュニティ・テーブル
都会に暮らす人々にとってのリビングルームのようなコミュニティスペースでは、多様な人たちが一つのテーブルを囲み、食事やアクティビティを共にします。
あえて館内の標識を無くしたAbsalonでは、場所を聞くことが人とつながるきっかけ。移住してきたばかりの外国人、仕事を探しているローカル、ただ語らいを楽しみたい人など、様々な人が同じ時間を共有しています。
穏やかな公園
静かに賑わっているコペンハーゲンの公園は、のんびりと芝生に寝そべり「何もしない」贅沢を思いっきり味わえる場所です。
日焼けも大歓迎。赤くほてった肌が、過ごした時間の豊かさを物語ります。心配や悩みごととは無縁なのびのびとした空気が、休日を休日らしく包みます。
Text: Sara Um