CULTURE

2024.06.27

TIPS FOR RAINY RIDERS

毎日の通勤通学やお出かけを悩ませる梅雨の長雨。自転車での移動を諦めてしまう前に、天気に縛られないサイクリングのためのヒントを探してみましょう。

TIPS FOR RAINY RIDERS

Content

YOUR MOOD, YOUR MOVE
移動手段は気分で

1. TO STAY DRY
備えあれば憂いなし

2. UP YOUR STYLE
パーソナルに楽しむ

3. MAINTENANCE
アフターケアのコツ

YOUR MOOD, YOUR MOVE
移動手段は気分で

せっかく健康のために自転車通勤を始めたのにと、連日の雨予報にがっかりしなくても大丈夫。雨はサイクリングにとって理想的な環境でないように思えるかもしれませんが、準備や工夫をプラスすれば、快適度は飛躍的にアップします。

梅雨シーズンは気圧の変化に伴って気分が左右されやすい時期。普段より混み合う車での通勤や満員電車のストレスが億劫に感じる日は、思い切って自転車で出かけてみるのもありかもしれません。

空模様よりも”心模様”に従って、自由に梅雨の移動を乗り切りましょう。

1. TO STAY DRY
備えあれば憂いなし

サイクリングについて言えば「形から入る」のは、とても合理的なスタートです。雨でも自転車を利用したいシーンに備えて、まずは快適に、気持ちよく走れる装備を整えましょう。

水しぶきだけでなく砂埃からも守ってくれるフェンダー、薄暗い日中にも活躍してくれるフロントライトとリアライトは、オールシーズン活躍してくれる万能選手。

ジュエリー感覚で取り入れられるスポークアクセサリーやホイールライトは、見た目に楽しいだけでなく横からの視認性も高めてくれます。

2. UP YOUR STYLE
パーソナルに楽しむ

雨の日の完全装備は恥ずかしい?キッズ向けのイメージが強かったレインブーツが今やファッションアイテムへと変貌を遂げたように、自分のためのおしゃれこそ大人の嗜み。濡れないための保護目的はもちろん、外出前の気分を底上げしてくれるようなレイングッズを揃えるのもおすすめです。

晴れやかなカラーのレインウェアやシューズカバー、視界を守ってくれるキャップを始め、裾さばきを良くしてくれるアンクルバンド、バッグをすっぽりと覆うザックカバーなど様々なアイテムから自分のニーズに応えてくれるものを見つけてみて。

予報はずれの雨雲に足止めされないように、ワイプクロスや最低限の防水アイテムを小さくまとめた”レイニーパック”を持ち歩いたり、デスクの引き出しに忍ばせておくと便利です。

3. MAINTENANCE
アフターケアのコツ

ライドを終えたら、アフターケアを忘れずに。ウエスや着古したTシャツなど、吸収が良くパーツに絡みにくい布で濡れた車体を拭いてあげましょう。サビが発生しやすいチェーンや金属パーツから、見落としがちなネジの頭部までケアできたらパーフェクト。帰宅した流れでサッと済ませてしまうとハードルを感じにくく、濡れているうちならば軽い力できれいになります。

自転車を長持ちさせるためにも、濡れたままで放置はせずセルフクリーニングを行い、信頼できるサイクルショップで定期的なメンテナンスを。保管中の水濡れや汚れ、日焼け対策にはサイクルカバーが役立ちます。車体との間にブランケットを挟めば、倒れた時など”もしも”の傷にも安心です。

 

薄暗くジメジメとした日は気分も沈みがちで、やる気が出にくいもの。湿った風を切りながら自転車で駆けてみたり、雨の日のプレイリストをBGMにメンテナンスに集中してみたりして、天気と上手に付き合いながら、愛車とともに眩しい初夏の訪れを待ち望みましょう。

 

MATE.は通常の雨の中で走行することを前提に作られています
(MATE.BIKEの防水性能について)

 

 

Text: Sara Um

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YOUR MOOD, YOUR MOVE
移動手段は気分で

1. TO STAY DRY
備えあれば憂いなし

2. UP YOUR STYLE
パーソナルに楽しむ

3. MAINTENANCE
アフターケアのコツ

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